より楽しめるシンガポールグランプリ観戦方法

シンガポールで毎年開催されるF1グランプリは、シンガポールが1965年に独立後にシンガポールグランプリと名称変更をし、今日まで国を挙げて盛り上げられてきました。現在ではモナコグランプリと同様に、観光客誘致の目玉の一つとなっています。コース内やコース周辺は、高級ホテルが立ち並び、様々な観光名所があり、この時期は町全体がシンガポールグランプリ一色になります。ヨーロッパでの昼間のテレビ中継を考慮し、ナイトレースとして開催されているので、ライトアップされたコースを爆音で走り抜ける車の迫力は圧巻です。沢山の見どころがあるシンガポールグランプリですが、観戦するコースによっても楽しみ方が様々なので、コースを変えて別の年に観戦をすると、また以前とは違った表情を見ることが出来ます。今回はこのシンガポールグランプリをより楽しめるような観戦方法をいくつかご紹介します。

シンガポール開催のF1グランプリで速さを体感したい方におすすめの観戦場所

シンガポールグランプリを観戦するにあたっての立ち入り可能の区域は、ゾーン1~4の全部で四つです。チケットを購入時に、まずこの観戦場所を選ばなくてはなりませんが、ゾーン1はF1ビットビルディング側、ゾーン4はナショナルギャラリー側となっているので、レース観戦を純粋に楽しみたいという方にはゾーン1をおすすめします。特にこちらの座席なしの場所は、車の速さを体感したい方にとって臨場感が味わえる絶好の場所です。F1ビットからコースに戻る調整された車も間近で見ることが出来るので、思う存分F1グランプリを堪能することがこの場所でなら可能です。又、プレミアムフォークアバウトという立ち見チケットにすると、コース脇のとても近いプラットフォームで観戦することが出来ますが、これ程近くで観戦出来るサーキットは他になかなかありません。

他のF1グランプリには無いシンガポールグランプリの魅力を知っておこう

シンガポールのF1グランプリが他のグランプリと大きく違う点は、F1唯一のナイトレースであるということです。これは、ヨーロッパでの昼間のテレビ中継を考慮した開催時間になっています。日没の二時間後に始まるので、レースコースは沢山の灯りでライトアップされています。そんなナイトレースであるからこそのシンガポールグランプリの楽しみ方は、ゾーン2にある、シンガポールフライヤーに乗って観戦をすることです。こちらからの観戦は、煌びやかなコースの全景が見渡すことが出来、その景色は息を飲むほど壮観です。シンガポールフライヤーの普段の料金は33ドルなので、無料で乗れるのならば、この機会にまた一味違った観戦の仕方で楽しんでみるのもおすすめです。シンガポールグランプリでは、白熱したナイトレースも、有名アーティストによるライブも、バー等での寛ぎも提供されていて、色々な観戦方法で楽しむことが出来ます。